あやさよこいは うたい まうことで祈ります。
自然物に祈ります
太古の昔、地球に生命はいませんでした。ドロドロの火の塊のような地球だったと言います。それが冷え、海ができ、そこに生命が生まれました。
その小さな生命が、時を経て、複雑に進化し、さまざまな生命をもたらし、ついには人間にまでになりました。
人間が生まれるためにはあらゆる生命との共進化がありました。言い方を変えれば、あらゆる生命がいてくれたおかげで、人間は人間になれたのです。
人間が人間になる。そのために関係していただいた万物に対し、感謝の祈りを捧げます。
あらゆる人々に祈ります
400万年から300万年ほど前に猿人(アウストラロピテクス)が生まれ、40万年から25万年程前にホモサピエンス(人類)が生まれたと言います。
人類は集団をなし、言葉を生み出します。言葉は繰り返し同じ表現を生み出します。「祈り」という概念が生まれたのも言葉が存在するからです。
有史以来、人間の歴史には必ず言葉が関係します。いろんな時代、いろんな場所で人間の活動とともに言葉は練り上げられました。
あらゆる歴史に関わったすべての人々、有名な人も無名な人も、さまざまな営みのゆえに現代の状況が生まれました。この素晴らしい いまを生み出してくれたあらゆる人、あらゆる言葉、あらゆる文化、あらゆる道具、あらゆる概念について、感謝の祈りを捧げます。
私は、私ひとりでは生きていけません。野菜や果物など食べ物を作る人がいて、肉や魚など育てたり獲ったりする人がいて、調理する人がいて、生きていけます。分業された社会があるために高度な文明の中にいられます。便利な道具を作った人がいて、その道具を大切に作り続ける人がいて、それをいつでも利用できます。
生きていることは、支え、支えられていることです。
普段いちいち言葉にはしません。でも、そこにはありがたさが存在します。
それをときどき思い出し、一緒に祈りませんか?
朝日を眺めては祈り、太陽に照らされては祈り、夕日を見ては祈るのです。
星降る夜に祈り、月を眺めては祈り、眠りにつくときに祈るのです。
あやさよこいは うたい まうことで祈ります。

